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絵を描くようになったきっかけ
図工や美術の授業は嫌いではありませんでしたが、高校入学以降、特に絵を描くこともない生活を送っていました。
大学卒業後は、新聞記者か雑誌編集者になれたら・・・と思っていたのですが、思いがけなく広告担当者となりました。
これはこれで、やりがいのあるおもしろい仕事ではありますが、もとより特別に美的センスも優れているわけもなく、またデザインの勉強もしたこともないのに、広告のよしあしなど語っていいものか、ずっと悩んでいました。

そこで少しでもレイアウトのセンスを養う足しになればと思い、自宅近くの絵画教室に通い始めたのが2003年の秋のことでした。
そのときに出会ったのが、当時東京藝術大学大学院の留学生のキム・キョンス先生(韓国人)でした。
わたしはそれまで、本当に絵のうまい人が間近で絵を描くところを見たことがありませんでした。
ガラスの透明感! 布のやわらかさ! 花びらの繊細さ!
鉛筆の先から、平面にあらわれる、立体的な世界!
本当にうまい人が描くと、こんなことになるのかとビックリしました。
そして、先生のようにうまく描けるようになりたいと、ひたすらデッサンのみ描き続けたのでした。
ただし、仕事に役立っているかは、未知数ですが・・・

ちなみにキム先生には、ちょうどその頃に冬ソナがブームだったこともあって、絵のみならず、韓国の文化・生活習慣など、さまざまなことを教わりました。本当にお世話になり感謝しています。既に帰国されてしまったのですが、お元気にしていらっしゃるのでしょうか?

ずっと色をつけずにモノクロの世界だけでやってきたデッサンですが、ここにきて急に色をつけてみたくなり、色鉛筆を購入しました。
色数が増えたとたん、迷って筆が進まなくなりました。
難しいです。